「クレジットカード審査の通過率100%を目指す」をテーマとした専門サイト
正社員で安定収入があればクレジットカードの審査は割とすんなり通過できますが、その一方で
- 収入のない専業主婦
- 低収入のパート・アルバイト
- 過去にブラックリスト入りしたことがある
- クレジットカード審査に落ちたばかり
といった理由で、クレジットカード審査に不安があるという人は、審査が甘いクレカを探しているでしょう。
そんなときに役立つのが、個人が自由に投稿している掲示板です。色々ありますが、審査に落ちてしまった方や、なかなか通過できない人が質問・相談することができる「5ch」が参考になります。
5chでは、これまでに20万回以上のクレジットカード審査に関する投稿が行われており、今現在も様々な質問・相談の投稿があります。
5chのクレジットカード審査に関するスレッドをもとに、クレジットカード審査について解説していきたいと思います。
一般社団法人クレジットカードアドバイザー協会なんば校講師
ダイナース、アメックス、VISAなどプラチナカードを複数枚保有。ANAの飛行機ダイヤモンド会員で、年間獲得マイル数は50万マイル越える。
クレジットカードの審査は、カードを発行する会社によって基準が違いますが、一般的には審査難易度は次のように変わります。
厳しい | 銀行系 | 三井住友カード、JCBカード、住信VISAカードなど |
交通系 | Tomeカード、JALカード、ANAカード、viewカードなど | |
信販系 | ニコスカード、楽天カード、ジャックスカード、ライフカードなど | |
流通系 | イオンカード、エポスカードなど | |
普通 | 消費者金融系 | アコムACマスターカード |
銀行系クレジットカードがもっとも審査が厳しいです。その理由は、クレジットカードの基盤を作ったのが銀行だからです。
日本ではじめてのクレジットカードは旧富士銀行と日本交通公社が共同で設立したダイナースクラブです。
その後を追うようにして、三井住友銀行、JCB創設の三和銀行(現在の三菱東京UFJ銀行)と日本信販といったように、銀行が日本のクレジットカードブランドを立ち上げていったのです。
当時、クレジットカードは富裕層を対象としたものであり、年収や職業など厳格な審査資格が設けられており一般人にはとても取得できるようなものではありませんでした。
銀行系クレジットカードには今もその名残が残っているのです。
ただ、今の銀行系クレジットカードは昔ほど審査基準が厳しいというわけではありません。安定収入、2~3年以上の勤続年数があれば審査通過はそれほど難しいものではありません。
反対に、流通系や消費者金融系は審査が甘いと5chでも言われていますが、それぞれの利用趣旨が異なり、各社独自の審査基準を設けています。
クレジットカードの難易度については、クレジットカードの審査難易度レベル比較で徹底比較していますので一度目を通しておくとよいです。
クレジットカード審査が不安だという人には、主に2つのマイナス要因が属性にあると推測できます。
- パート・アルバイト、専業主婦で安定収入がない
- ブラックリスト入りしたことがある
上記の場合、パート・アルバイトや専業主婦は職業でマイナス評価になりますし、ブラックリスト入りしたことがあるならそれに対してマイナス評価となります。
いずれもマイナス評価に適した審査基準が低いクレジットカードを選択することが重要です。
クレジットカードの審査は、申し込み者の年収、勤務実績、所有財産、家族構成、居住形態などの属性をカード会社が定めた加算ポイントで信用度を自動的に測定します。
これをスコアリングシステムと言います。
審査が甘いとされるクレジットカードは、スコアリングシステムの基準値が低く、間口が広めに設定されています。
たとえば、収入が少ないパート・アルバイトでも、一定収入があることでポイント加算になりますし、勤続年数が長ければここでもポイントは加算されます。
専業主婦も、本人に収入がなくても配偶者に安定収入があればポイントは加算されます。
スコアリングシステムによる加算ポイントはカード会社やカードのランクによって大きく異なります。たとえば、ゴールドカードなら「年収○万円以上」などの条件があれば、それよりも年収が低ければ加算ポイントは低くなります。
しかし、流通系や消費者金融系クレジットカードならば、パート・アルバイトも可と謳っているものが多く、年収が100万円程度でも高得点になり十分に可決の可能性があります。
では、逆にブラックリスト入りしている場合はどうでしょうか?
過去に大きな金融事故を起こしてブラックリスト入りしている場合は、まずクレジットカード審査に通るのは諦めたほうがいいでしょう。
ブラックリスト入りするというのは、個人信用情報機関に異動情報が登録されている状態を言います。異動情報はカード会社全体で共有されるので、自分がブラックリスト入りしていることはどのカード会社から見てもわかってしまいます。
たとえば、Aカード会社でブラックリスト入りしたけど、Bカード会社にはばれないだろうと思っても、決してそんな事はありません。
ブラックリストの記録期間は、事故内容によって異なりますが
- 長期延滞:1年~5年
- 自己破産などの債務整理:5年~10年
上記の期間は個人信用情報機関に残ると思ってください。個人信用情報機関にブラックリストの情報が残っている限り、クレジットカード審査には通りません。
ただし、ブラックリストの清算が終わり、異動情報が抹消されてからクレジットカードに申し込みすれば審査通過の可能性はあります。安定収入や社会的地位があれば、スコアリングの点数は高くなり、ランクの高いクレカに挑戦することもできるようになります。
以上のように、属性次第でスコアリングの点数内容は違うので、現時点での自分の属性に適したクレジットカードを選ぶ必要があります。
必ずクレジットカードの申込資格を確認し、自分の属性と照らし合わせて審査通過できそうなクレジットカードを選ぶようにしてください。
ブラックリストの人がクレカを作りたいのであれば、ブラックリストでも作れるクレジットカードはありますか?を参考にしましょう。
実際に5chのスレッドでもパート・アルバイトそして専業主婦から高評価を得ているのが流通系クレジットカードです。
「年収100万円もいかないバイトだけど可決された」
「専業主婦だけどそく審査通過のメールが来ました」
など、属性の評価が低い方でも審査に通ったという書き込みが多かったのが流通系クレジットカードです。
流通系クレジットカードはスーパーや百貨店などが発行しており、自社サービスの利用拡大という狙いがあるため主要顧客である主婦でも簡単にクレジットカードを作ることができるのです。
企業としては少しでも多くの人に自社カードを使ってサービスを利用してもらいたいと考えるので、審査基準を低くしてカード入会者を取り込んでいます。
楽天カードは信販系に属しますが、楽天市場という最大手のネットモールがあるため、流通系カード並に取得は容易です。
CMを見たことがある方ならご存知の通り「アルバイト・パート・主婦もOK」と公言していますので、一定の資格をクリアできていれば収入がない主婦でも発行される可能性が高いです。
楽天カードの審査の通りやすさについては、楽天カード審査通過率90%の裏技とは?でくわしく紹介しています。
流通系クレジットカードであれば、専業主婦や収入の少ないパート・アルバイトでも比較的審査通過しやすいです。より確実に手に入れるためにはちょっとしたコツが必要となります。
専業主婦で無収入でも、配偶者に安定収入があればカード会社は申し込み者に支払能力ありと判断し、カード発行してくれます。
またカード会社によっては貯蓄や資産を記入する項目を設けていますので、勤労以外の収入がある場合は忘れずに申告すれば審査通過の可能性を高めることができます。
一部のクレジットカードを除き、キャッシング枠は0円で申し込んだほうが審査通過の確率は高くなります。
キャッシング枠を希望すると、それだけ厳しく審査されるのです。
どうしてもキャッシング枠を希望する場合でも、10万円以下の少額の利用枠にしましょう。利用限度枠が高額だと審査落ちするかもしれません。
カード会社は、個人信用情報機関に照会をかけて申し込み者の信用情報をチェックします。個人信用情報機関では過去2年間の入金状況が記録されており、遅滞や債務整理などの事故情報があれば審査には通りません。
いくら審査に通りやすい流通系カードでも、信用情報に問題がある人にはカード発行してくれません。審査通過するには、信用情報がキレイな状態であることが大前提となります。
現在の信用情報がどうなっているか分からないという人は、15分でわかるCICの信用情報開示報告書の読み方で開示方法にも触れていますので参考にしてみてください。
クレジットカード審査で重要となる信用情報には、直近半年間のカード申し込み履歴が記録されます。
「たくさんカード申し込みしておけば、その中のどれか一つは審査通過できるだろう・・・」こんな考えで複数のカードに申し込みをしてしまう方が多いですが、これは絶対にやらないほうがいいです。
カード会社が信用情報でチェックしているのは2年間の入金状況だけではありません。半年間でどれぐらいのカード申し込みをしているかももれなくチェックしているのです。
カード会社に「この人は金策に困っているな・・・」と思われてしまう申し込みをしていると審査落ちの原因となります。
特に半年間で3~4社以上クレカ申し込みして、いずれも審査落ちしている人は要注意です。どれか一つでも審査に通っていればまだしも、申し込んだカードすべてで審査落ちしていると「この人にカード発行するのは危険だ」と警戒されてしまいます。
既にクレジットカードに申し込んだことがあるなら、最低でも半年間、期間をあけてから次のクレジットカードに申し込むようにしましょう。
過去にクレジットカードなどの支払いの未払いが3ヶ月以上続いた場合や、債務整理などの金融事故を起こすなどしてブラックリスト入りした場合、一般的なクレジットカードでは審査落ちは間違いありません。
しかし、既にブラックリストの問題を解消していて、安定収入があるならばカード発行の望みはあります。
この場合に、取得可能なカードは「アコムACマスターカード」などの消費者金融系クレジットカードです。
なぜブラックリスト入りしたのに、カード発行してもらえるのか?その理由は、アコムACマスターカードは消費者金融独自の基準と、申し込み者の現時点での支払い能力を重視しているからです。
過去に債務整理したとしても、清算から5年以上過ぎており、安定収入が1年以上継続していれば消費者金融系カードなら審査通過の可能性も高いです。
また、消費者金融系カードは取得しやすいことから、クレヒスを育てるために利用しようとする人も多いです。
ブラックリスト入りして5年~10年経つと、信用情報は真っ白になり審査通過しにくくなります。俗にホワイトと言いますが、信用情報が真っ白な人がクレジットカードを作るためにはクレヒスを育てる必要があります。
アコムACマスタ-カードなどはホワイトでも作りやすいことから、クレヒスを育てる目的で申し込む人も多いのです。
良いクレヒスに育てば、カード会社も「この人は信用できるからカード発行しよう」と考えてくれます。信販系や銀行系など審査難易度が高めのクレジットカードも持てる可能性が出てきます。
アコムACマスターカードの詳細は、アコムACマスターカードの口コミ評判を徹底解説にまとめてあります。
いくら取得しやすい消費者金融系とは言っても油断してはいけません。一度ブラックリスト入りを経験している人がカード会社から信用を得るのは簡単ではないからです。
消費者金融系クレジットカードに申し込むときは、次の点に注意してください。
消費者金融系は申し込み者の現在の支払能力を重視する傾向にあります。
そのため、継続して収入を得ていることを審査でアピールできなければ審査通過は無理です。
どれぐらいの期間、収入を得ている状態が続いているといいのか?
充分に安定していると言われるには最低でも1年以上継続させましょう。5chでも、
「働き始めてから半年で申し込んだけどダメだった」
「転職後11ヶ月目でチャレンジしたけど否決・・・」
など、1年未満で申し込んで審査落ちしたという書き込みが多く見受けられます。まずは1年間我慢して働くことを目標にしましょう。
総量規制という法律により、申し込み者が消費者金融等から借りることができる金額は年収の3分の1までとされています。
カードを新規申込した時点で、借り入れが年収の3分の1に達している人は消費者金融系のカードでも審査落ちしてしまいます。
他社借入は少ないほうがいいです。もし借り入れがある場合でも、年収の6分の1程度にまで減らすようにしましょう。
ブラックリスト入りを経験してしまうと、信用はゼロも同然です。信用がない人が少しでも審査通過の可能性を出すためには、利用限度額は欲張らないことです。収入に見合った額を考え、低めに設定してもらうようにするのが賢明です。
当然ながらキャッシング枠は希望しないことです。
カード申込書は項目によって任意だったりしますが、任意の項目でもすべて記入するようにしましょう。任意であっても、スコアリングの点数が付く場合もあるからです。
点数を少しでも増やして審査通過の確率を高めましょう。
また、当然のですが嘘の記述は絶対しないことです。年収200万円なのに400万円と書いたり、アルバイトなのに正社員と見せかけたりするなど虚偽報告してカード会社にバレれば、審査落ちするだけでなく、社内ブラックとなり半永久的にそのカード会社でカード入会できなくなってしまう恐れもあります。
どのカードに申し込むときでもそうですが、嘘の記述はしないことです。
流通系や消費者金融系カードは審査ハードルが高くないですが、それでも審査落ちしてしまったという場合は、一旦クレジットカード入会は諦めて、審査落ちの原因を知り対策を取りましょう。
これを行わない限り、また同じように審査落ちを繰り返してしまいます。まずはカード申し込みする前に、審査に落ちた原因について理解しましょう。
カード会社になぜ審査落ちしたのか聞いたところで教えてはくれません。
しかし、クレジットカード審査では信用情報を重要視しているので、そこから審査落ちした原因を知ることができます。収入や勤続年数などの属性はいますぐにどうこうできませんが、信用情報ならやり方次第で短期間で問題を解決することも可能です。
個人信用情報機関は3つありますが、クレジットカードの場合はとりあえずCICだけチェックしておけば問題ありません。
信用情報の開示請求は、インターネット、郵送、窓口といった方法で行なえます。詳細はCICの公式サイトにアクセスして確認してください。
よくある審査落ちの理由については、クレジットカード審査に落ちる理由とは?にまとめてありますので参考にしてみてください。
カード審査に落ちる原因の大半は金融事故情報によるもの。
支払いの延滞、債務整理などの金融事故を起こしていないか確認しましょう。事故情報が消えるまでの期間は事故の種類によって若干異なりますので注意してください。
金融事故の種類 | CIC | JICC | KSC |
3ヶ月以上の延滞 | 5年 | 5年 | 5年 |
強制解約 | 5年 | 5年 | 5年 |
代位弁済 | - | 5年 | 5年 |
任意整理 | 5年 | 5年 | 5年 |
自己破産 | 5年 | 5年 | 10年 |
金融事故情報の消滅期間は、完済してからの期間となります。たとえば、延滞を完済してから5年間は信用情報機関から金融事故情報は消えないということです。
事故情報を消す裏技などはありません。長いですがひたすら待つしかありません。
個人信用情報機関から金融事故情報が消えるまでに、良いクレヒスを育てることも忘れず行ないましょう。
消費者金融系カードであれば、安定収入を1年以上継続していることで審査通過の可能性が高いです。もし審査に通らない場合でも、スマホの分割購入や定額なショッピングローンを組んで、毎月きちんと返済していけばそれがクレヒスとなります。
5chで度々話題に上がる「ブラックでも審査通過可能なクレジットカード」として、次の3つがあります。
- アコムACマスターカード
- アメリカン・エキスプレス・カード
- 楽天カード
これら3つのクレジットカードに共通しているのは「審査基準が他と異なる」ということです。一般的なクレジットカードは審査落ちしても、この3つのクレジットカードなら審査通過できたという報告も多数上がってきています。
アコムACマスターカードは、安定収入を得ている状態ならば過去に問題を起こした人でも審査通過できたというケースが多数あります。
5ch内でも、ブラック喪明け後でもカード取得しやすくクレヒスを育てるのにおすすめの1枚として紹介されているクレジットカードです。
アコムACマスターカードは年収30万円以上あれば、審査通過しやすい傾向にあり、既に問題解決している過去の金融事故に関してはそこまでネックとなりません。
ただし、ACマスターカードはキャッシング機能を有するので年収3分の1ギリギリまで借り入れしている人にはカード発行しませんので注意してください。
ステータスカードとしてお馴染みのクレジットカード「アメリカン・エキスプレス・カード」ですが、外資系カードは独自の審査システムで現在の支払能力を重視する傾向にあります。
過去に金融事故を起こしていても、きちんと完済済みで充分な収入を得ていれば審査通過したという事例もあります
ただし、必要年収はやや高めで、年収300万円以上ないと審査通過は厳しい傾向です。また勤続年数も3年以上ないと審査落ちする可能性が高いです。あくまでも一般カードの話であり、ゴールドカードだとそれよりも条件が厳しくなります。
金融事故を起こして完済していなければ当然審査には通りません。どんなに年収が高くても、個人信用情報機関に事故情報が残っている間はアメリカン・エキスプレス・カードといえども審査通過は絶望的です。
きちんと完済して金融事故情報が消えるのを待ってから申し込みしましょう。
CMでも謳っているとおり楽天カードは「パート・アルバイトOK」なクレジットカードです。年収100万円でも審査通過した人は多く、低属性の人でも取得できる可能性が高いと人気の1枚です。
また楽天カードはホワイトにもカード発行してくれる傾向が強く、通常のカード会社では嫌うような人も歓迎してくれます。
特に30代以降のスーパーホワイトも、楽天カードで可決したという事例もあります。
審査の甘いクレジットカードを紹介してという事をよく言われます。消費者金融系のカードは審査は甘い方ですが、それ以外となるとデポジット(保証金)入金をしてその額まで使えるライフDpやNexusカードがお勧めです。
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