「同じクレジットカードの審査に落ちた。」 「クレカ作れない。クレカ審査3回目です。」 「クレジットカード作れない人はどんな人」 このホームページを運営していますと、時々このようなご質問をいただくことがあります。 複数回審・・・
当サイト内記事スーパーホワイトがクレジットカードを持つ方法 でも解説していますが・・。 これまで現金主義で生きてきて、「自分はクレジットカード派ではないので、1度もカードを所有したことがない・・」とか、「自動車などのショ・・・
「元ブラックででも借金はなしクレカが欲しい。」 「三年勤務してますが3枚目カードの取得難易度は?」 「4枚目、5枚目のクレジットカードが欲しい。」 時々、このような少し重い相談を受けることがあります。今日は、複数枚のクレ・・・
クレジットカードの発行審査に一度落ちてしまった方が「審査に通らなかったから、すぐまた別のカード申込みをすればよい・・」という回答に辿り着くのは非常に安易な考えです。 同じカード会社に再申請(再申し込み)を何度も繰り返して・・・
「審査に落ちてしまった後、再申し込みをするタイミングは?」の続きを読む
自動車をローン購入したこともなく、クレジットカードの利用や所有もしたことのない人が、初めてのクレジット申込みで審査に落ちる事例も存在します。 第一の理由は、「申込書に書いている属性が、クレジットカードの発行基準を満たして・・・
「はじめて申込みしたのに落ちてしまった!なぜ?」の続きを読む
初回のカード審査に通らなかった人が、期間を空けず、即他のクレジットカードに申し込みをした場合には、二回目であっても殆どの確率で即審査落ちとなるでしょう。 この行動をカード会社の立場で考えれば、「次点(二番手)」と判断され・・・
「二回もクレジットカード審査に落ちてしまった時は一体どうなってしまうのでしょうか?」の続きを読む
出産による育児休業や育児休暇中のクレジットカード審査に関しては、在職中よりも非常に厳しくなります。 たとえ、上場企業クラスで大企業の会社員でも産休中や育児休業中に、給料が支給されることはほとんどありません。 年収も0とい・・・
「育児休業中や産休中の人がクレジットカードを取得するには?」の続きを読む
クレジットカード審査では、申込書に書かれている本人属性(年収や勤続年数など)から個人信用情報機関への問い合わせを行い、データを総合的に判断してカード発行の可否を決める仕組みとなっています。 申込者の過去に「犯罪歴前科」が・・・
原則的に、クレジットカードの審査結果の連絡手段は、「書面(簡易書留や本人限定郵便等による郵送)」という形が取られることが多いです。 審査通過した際に、クレジットカードが手元に届くのは多くの人が知っている常識ですが。 審査・・・
なぜ、落ちるの?具体的に教えてください。 クレジットカードの審査はカード発行会社や種類によって審査基準が異なります。 基準が甘いものもあれば厳しいものもあるため、審査に通るものと通らないものがあるのです。 クレジットカー・・・
住宅ローン審査において、年収などの収入面について、虚偽(嘘)申請をした場合。 金融機関から「源泉徴収票」や「課税証明書」など収入証明書類の提出が義務付けられますので嘘は必ずバレます。 一方クレジットカードの場合は、年収は・・・
「虚偽(嘘)の申告(年収・勤務先等)をした場合、どうなるのでしょうか?」の続きを読む
「家族や親戚に自己破産をした人がいた場合、一体どうなるでしょうか?」 この質問の答えですが、まずカード審査において「(家族以外の)親戚」が影響することはなく、家族については、「同居してなければ無関係」という仕組みとなって・・・
「親戚や家族がブラック状態の時、どうなりますか?」の続きを読む
クレジットカードにおけるキャッシング審査について教えてください!
クレジットカードにおけるキャッシング審査は、貸金業法の総量規制という法律に基づいて行われます。
総量規制は素人にもわかりやすく、「年収の3分の1以下までしか貸し付けができない・・」という内容。
年収270万円の人であれば、「90万円までしかキャッシング枠を有することができない・・」という仕組みになっているのです。
これは「他社借り入れも含めて・・」という条件となりますので、これからクレジットカードの申し込みを行う予定の人は、「他のクレジットカードでどのぐらいのキャッシング枠があるか?」という点をチェックしておいてください。
ちなみに総量規制は、「キャッシングの「枠」だけでも、対象となる法律(借入がなくてもNG)」ですので、未使用のクレジットカードをたくさん持っている人は、要注意だと思います。
ショッピング枠については、「割賦販売法」という法律に基づいた計算となりますので、キャッシングとショッピングは、法的に別扱いです。
カードが作れないブラックの私は、一体どうすれば良いでしょうか?
過去に支払いの遅延や滞納、任意整理や自己破産などの債務整理を行い、「ブラック」になった人は、個人信用情報機関に事故情報が登録されている5年~10年間は「クレジットカード審査に通らない」と断言できるひと達です。
この状態に陥ってしまったら、「事故情報が消えるのを待つしかない・・」と言えるでしょう。
ネガティブな情報が消える時期は各個人信用情報機関によって異なり、自己破産であれば、CICやJICCで5年、全銀協で10年となります。
この時期が過ぎた段階でクレジットカードの申し込みが可能(厳密に言うとネガティブ情報が記録されていても申込み可能ですが落ちる可能性が大)となりますが、「本当にネガティブな記載が消えているのか?」という点を、信用情報の開示請求を行い、きちんと確認すべきです。
クレジットカードを作れない間は、ネット銀行などで発行している分割払いのできないVISAデビットカードやETCパーソナルカードを利用しながら、収入や仕事などの属性面を安定させることに集中してください。
ネガティブな記載が消えた時期を「喪明け」と呼びますが、この時期以降に最初に作るクレジットカードは、今後のクレカライフに繋がる大事な要素となります。
クレジットカード会社でもデータベースがあることを忘れずに!
各クレカ会社では、利用者だけでなく申込者の情報も管理しているオリジナルのデータベースを持っています。
ここに記載されている情報には、「ウチのクレジットカードに申し込みをした!」という内容が半永久的に記載される仕組みとなりますので、「1度落ちたカード会社には、再チャレンジしない方が良い・・」と考えられるのです。あるいは、属性(年収、勤続年数等)が変わってから再度申込みしても良いでしょう。
ちなみにカード会社では、個人信用情報機関にクレジットヒストリーの照会をした時に「申込情報と成約情報のチェック」も行っています。
申込情報とは、その名の通り「申込みをした記録」。 これに対して成約情報とは、「クレジットカードが発行された記録」です。
クレカの審査落ちばかりしている人は、「申込情報ばかりがたくさんあり、成約情報が1つもない・・」という状態になっていますので、個人信用情報の開示請求をする際には、この2つの情報のチェックもしてみてください。
転職したばかりの期間は、カード申込みや審査に適さないのでしょうか?
転職したばかりの時期は、「勤続年数が短すぎるため、「頻繁に離職を繰り返している人(=安定性の低い人)」と勘違いされるから・・」という理由で、クレジットカードの申込みを控えるべきです。
クレジット会社では「申込者の安定した支払い能力」を重視しますので、「転職ばかりしている人」よりも、「同じ会社で長年働き続けられる人」の方がクレカ審査で有利になる傾向があるのです。
一般的には、「転職してから6ヵ月以上経ってから、申込みをすべき・・」と言われていますが、 「勤続年数は、長ければ長いほど有利になる・・」ということを頭に置き、「転職前にクレカ審査を済ませてしまう・・」という方法を選択するのも得策だと思います。
カードが絶対作れない人とは、どんな人でしょうか?
「絶対」にカードが作れない人とは、「過去に金融事故を起こし、ブラックになっている人」です。
金融事故の内容は非常に幅広く、代表的なものとしては、任意整理、自己破産、債務整理、長期(3ヵ月以上)に渡る支払いの遅延や滞納となります。
このひと達の個人信用情報には、「事故情報(ブラック情報)」が記載されていますので、その記述が消えるまで、クレジットカード審査に通ることはありません。
「審査に柔軟」または「審査に甘い」と紹介されているクレカ会社であっても、 「きちんと支払いの出来ない人には、クレジットカードの利用を遠慮して欲しい・・」と思っている事実を知り、「絶対にカードを作れない時期(個人信用情報にネガティブな記載が残っている時期)」が過ぎるのを待つしかないと言えるでしょう。
カード審査に落ちやすい人の具体例をご紹介します!
ここでは、私が過去に質問や相談を受けた皆さんの中から、「クレカ審査に落ちやすい!」と思えた属性や特徴について、具体例を挙げて解説します。
【①障害年金受給で無職の人】
このAさんは精神障害と発達障害があり、状態の良い時に近隣の作業所で「福祉的就労」をされていましたが、「基本的には無職で自宅療養、収入源は障害年金のみ」という形でした。
作業所での就労は、「障害者の自立を促すこと」や「生き甲斐を感じてもらうこと」が主の目的となりますので、Aさんの場合も「月の収入が数百円~数千円」というレベルで、クレジットカードの申込用紙に書けるレベル(数万円単位)ではありませんでした。
ご本人は「自分名義のクレジットカードを作ってみたい!」という熱い想いで挑戦をされていましたが、2年間で5社に申し込みをして「全てNG!」だったようです。
私の方でも「審査に柔軟なカード」ご紹介しましたが、それでも審査落ちしていたので、 「(一般の年金ではなく)障害年金受給である限り、なかなか厳しい実情がある・・」と感じました。
「障害年金でも作れるクレジットカード!」という情報をよく見掛けますが、「福祉的就労しかできない時点で、カード発行は難しい・・」というのが私の見解です。
ご両親に安定収入があれば、家族カードの申し込みを検討や、申込書に記入する必要項目(居住年数や固定電話の有無)などの部分でスコアリングを上げるしかないのかもしれません。
【②債務整理をした人】
債務整理(自己破産や任意整理など)を行った人は、「ほぼ100%クレカ審査に通らない」と考えて良いでしょう。
「ブラックでも作れるカード!」というコピーで誘導しているサイトの殆どは、VISAデビットカードの勧誘です。
債務整理者は「借金の踏み倒し」を行ったわけですから、個人信用情報にネガティブな記載が存在する期間は、「クレカやローンを組めない、制裁を受けるべき・・」だと思います。
クレジット関連の法律には、「ブラックの人に、クレジットカードを発行してはいけない・・」という記述はありません。
しかしクレカ会社が「支払いができない人に嫌悪感を抱く・・」ということを知っていれば、「債務整理の自分でも、カード発行してくれる良心的な会社はないだろうか?」という期待もなくなり、「債務整理をした現実」と向き合えるようになることでしょう。
5年~10年の時が過ぎ、「喪明け」が訪れれば、クレジットカードやローンの審査に通りやすい属性となりますので、それまでに「最初の1枚はどこで作ろう?」と考えながら確実にカード発行に至る道を模索するのも良いと思います。
【③属性に問題がないのに滞納してしまった人】
私が受ける質問や相談で最も多いのは、「自分の属性には、問題がないのだけど・・?」というお客様。
このお話を頂戴した時の私は必ず、「過去にクレジットやローン、携帯電話料金の支払い遅れをされたことがありませんか?」とお尋ねするようにしています。
引き落とし口座への入金ミスや支払い遅れを頻発する人は、「たった1週間ぐらいだし・・」とか「2週間で払ったのだから・・」という形で、「きちんと支払いができていない自分を正当化する傾向」があるようです。
でもクレカ会社からすれば、「1日でも支払いが遅れている時点で、性格的に問題がある人・・」と考えざるを得なくなりますので、属性がどんなに素晴らしくても、「いい加減な人に、お金は貸せない・・」という判断となってしまうのです。
長年この業界で働く私の経験では、「支払いの遅延や滞納を繰り返す人が、最終的に自己破産などの債務整理を行う傾向が高い・・」ように思えます。
何事も「小さな積み上げが大きな信頼をつくる・・」と言いますが、クレジットカードはその代表例とも言える業界ではないでしょうか。
支払い遅延や滞納の情報の登録期間は、「1年または5年」と考えてください。
悪質な情報(異動情報)は、自己破産などと同じように5年間も登録され続けますので、「支払いが遅れただけだから良い・・」と考えるのではなく、「毎月きちんと支払いをしなければ・・」という心構えに変えるべきだと思います。