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みずほマイレージクラブカードに入会するには審査通過しなければいけませんが、審査難易度はどれぐらいなのでしょうか?みずほマイレージクラブカードの審査難易度について解説していきたいと思います。
一般社団法人クレジットカードアドバイザー協会なんば校講師
ダイナース、アメックス、VISAなどプラチナカードを複数枚保有。ANAの飛行機ダイヤモンド会員で、年間獲得マイル数は50万マイル越える。
クレジットカードは、発行する会社ごとに審査基準が異なります。そのため、審査が厳しいところもあれば甘いところもあります。
クレジットカードはいくつかの系統に分けられ、審査難易度が低いといわれているのが消費者金融系カード・流通系カード、その逆に審査難易度が高いのが銀行系・独立系カードといわれています。
さて気になるみずほ銀行クレジットカードの審査難易度ですが、銀行系カードに位置します。
等級でみれば、みずほマイレージクラブカードは6等級に属し、アメリカンエキスプレス・JCBカード・三菱東京UFJカードと同じぐらい取得が難しいクレジットカードです。
そして、みずほマイレージクラブカードの取得をより難しくしているのが、その与信システムにあります。みずほマイレージクラブカードはみずほ銀行が発行するものの、審査はセゾンが行います。
セゾンは株式会社キュービタスの与信システムを採用しており、「OASIS」「Rhythm」と呼ばれる自動審査装置により、独自の審査基準を設けています。
キュービタスの与信システムは謎が多いといわれており、高属性の方でも瞬殺になる可能性があります。
例えば・・・年齢:30代
- 勤務実績:11年
- 居住形態:持家
- 家族構成:所帯持ち
- 年収:1000万円以上の役職者
- 審査結果⇒否決
一見すると簡単にクレジットカードが取得できそうな属性の方でも、取得に失敗されています。
ちなみに、この方はクレヒスも良好でこれまでに金融事故を一度も起こしたことがありません。
高属性&良好なクレヒス、これほどクレカ取得に有利な材料を持ってのぞんだとしても、みずほマイレージクラブカードの審査に落ちる可能性はあるのです。
みずほマイレージクラブカードの他にもキュービタスの与信システムを採用しているクレジットカードは沢山あります。
例えば、UCカードやセゾンカードもキュービタスの与信システムを採用しており、やはり謎審査で審査傾向がつかみにくいといわれています。
審査基準に多少の違いはあるものの、過去にこれらのクレジットカードで審査落ちの経験がある方は、みずほマイレージクラブカードも審査落ちになる可能性が高いでしょう。
みずほマイレージクラブカードにはワンランク上の「みずほマイレージクラブカードゴールド」もあります。
取得するためには、みずほ銀行に口座があるのはもちろんのこと、加えて満25歳以上、年収500万円以上と一般カードよりも審査難易度が高くなっています。
やはりキュービタスの与信システムによって、25歳以上・年収500万円以上なら取得できるというわけではありません。
みずほマイレージクラブカードゴールドを取得するには、それ相応の実績が必要となるでしょう。まずは一般カードであるみずほマイレージクラブカードを取得し、利用実績を積み上げてから挑戦することをおすすめします。
みずほ銀行クレジットカードは審査難易度が高いことが、十分にお分かりいただけたかと思います。
そのため、「入会は諦めるしかない・・・」そう思われる方も多いかもしれませんが、実は一般属性の方でも取得の可能性はあります。
例えば、以下の様な方がみずほマイレージクラブカードの取得に成功しています。
- 年齢:30代
- 勤務実績:5年
- 居住形態:賃貸
- 家族構成:一人暮らし
- 年収:300万円、自営業
- 審査結果⇒可決
- ショッピング枠:80万円
- キャッシング枠:10万円
6等級のクレジットカードを取得するのに有利な属性とは言い難いです。
しかし、それでもみずほマイレージクラブカードの取得に成功し、ショッピング枠80万円、キャッシング枠10万円の利用可能枠を設定されています。
この方は、他にもクレジットカードを3枚ほど所有しており、いずれも延滞などの事故履歴はありません。
更に、直近6ヶ月以内に他のクレジットカードに申し込みはしていません。
何故この方が、みずほマイレージクラブカードを取得することができたのか、その要因の1つとして「みずほ銀行をメインバンクとして利用していた」ことが考えられます。
他にも、みずほマイレージクラブカードの取得に成功されている方達の情報を調べてみると、いずれも「みずほ銀行の口座」を持っているという共通点があります。
さて、上記ではみずほ銀行との取引実績が、カード取得を有利にする材料のひとつとなる可能性があることに触れました。
「偶然じゃないの?」と思われた方が殆どかもしれませんが、実はその根拠となるものがあります。
以下は、みずほ銀行の「《個人情報の取扱いに関する重要事項》〔みずほマイレージクラブカード(UC)特約〕」の中にある、「第1条(目的範囲内の情報相互交換および同意)」に記載されている内容です。
以下の条文は画像扱い
- 1.本カード会員および過去に本カード会員であったもの(以下、併せて「本カード会員等」という。)は、以下のA、Bについて同意が必要です。
- A.当行および当社が、本カード会員の下記個人情報を、保護措置を講じた上で相互に提供し、下記の目的で利用すること。
- 「(中略)」
- 3.当行が発行する「みずほキャッシュカード」、当社が発行する本カードの発行業務および発行可否の判断
- 「(中略)」
- a.上記1.および2.を利用目的とする場合
- 本カード会員等の氏名、生年月日、住所・電話番号・メールアドレス等の連絡先、家族構成、勤務先に関する情報、利用商品やサービスの種類・契約日・取引金額・期日等の取引に関する情報、取引店番号・口座番号・取引番号等の管理番号の内、当行および当社がそれぞれに保有する情報
みずほ銀行:規定より ※当行:みずほ銀行、当社:クレディセゾン
上記の内容から、みずほ銀行とクレディセゾンは情報を共有しており審査に使われることがあり、長年みずほ銀行と取引をされている場合、審査が有利になることがあるのが分かります。
給与の振込先に指定する、定期預金を組む、ローンを組むなど、みずほ銀行をメインバンクとして利用することで、クレジットカード取得の可能性を高めることができます。
みずほ銀行クレジットカードは銀行系のため、学生のような低属性の方の取得は難しいと思っていませんでしょうか?意外かもしれませんが、学生でもみずほ銀行クレジットカードは学生でも取得が可能です。
- 年齢:10代
- 勤務実績:1年
- 居住形態:持家(親名義)
- 家族構成:独身・親と同居
- 年収:100万円、アルバイト
- 審査結果⇒可決
- ショッピング枠:10万円
- キャッシング枠:0万円
上記のような学生でもアルバイトしている、親と同居しているなど一定の条件が整っているとみずほ銀行クレジットカードを取得できることが可能となります。
銀行にとって学生は将来の顧客になる可能性があるため、早めに囲い込みたいという思惑があるのでしょう。
逆に学生でもアルバイトをしていなかったり、一人暮らしをされている方ですと、返済の余力がないと評価され審査落ちする可能性が高いです。
携帯電話を割賦払いしていて延滞履歴がある場合も、取得は難しいでしょう。
みずほマイレージクラブカードはキュービタスの与信システムを採用していることから、審査傾向がつかみにくいと言われています。そこで実際に申し込みした方たちの合否情報をいくつかピックアップし、審査傾向を推測したいと思います。
T・Tさん
- 性別:男性
- 年代:30代
- お仕事:会社員、
- 勤続年数:10年以上
- 年収:300万円以上
- クレヒス:携帯割賦のみ、延滞・金融事故情報なし
- ショッピング枠:80万円
- キャッシング枠:30万円
- 備考:みずほ銀行の住宅ローンと同時申し込み、クレカ初申し込み、直近6ヶ月以内にカード申し込みなし
A・Sさん
- 性別:女性
- 年代:20代
- お仕事:パート・アルバイト
- 勤続年数:2年
- 年収:220万円
- クレヒス:良好、延滞・金融事故情報なし
- ショッピング枠:20万円
- キャッシング枠:20万円
- 備考:みずほ銀行を給与の振込先に指定、クレカは2枚目、直近6ヶ月以内に2社ほど申し込み内1社は取得に成功
J・Hさん
- 性別:男性
- 年代:40代
- お仕事:会社員
- 勤続年数:10年
- 年収:600万円以上
- クレヒス:強制解約あり、携帯電話料金の長期延滞経験あり
- 備考:直近6ヶ月以内にカード申し込みなし、セゾン系カードの申し込みは初
K・Iさん
- 性別:男性
- 年代:30代
- お仕事:自営業
- 勤続年数:8年
- 年収:800万円以上
- クレヒス:過去に延滞なし
- 備考:直近6ヶ月以内に4社カード申し込み全て審査落ち、クレカは3枚所有
みずほマイレージクラブカードの取得に成功している方に共通しているのは、クレヒスが良好であること、直近6ヶ月以内にカード申し込みなしもしくは少数の申し込みであることが挙げられます。
失礼ながら、どちらも収入は決して多いとはいえません。女性の方に限っては、正社員ではなくパート・アルバイトとして働かれています。
以上のことから推測できるのは、キュービタスは属性よりもクレヒスを重要視する傾向にあるのではないか?ということです。
上記で紹介した方たち以外にも取得に成功している方はクレヒスが良好であることが共通していました。いずれも延滞などでクレヒスに傷をつけるような行為は一切していませんでした。
みずほマイレージクラブカードは、ある程度クレヒスを積んでから申し込みする方が、取得できる可能性は高いといえるのではないでしょうか。
逆に取得に失敗した方の情報を基に、審査落ちの原因を推測してみます。
どちらも属性は特に問題のない方といえます。むしろクレジットカードを取得しやすい属性に入るでしょう。しかしそれにも関わらず審査落ちしています。
取得に成功した人と大きな違いはクレヒスに問題あり、多重申し込みしている、このことが原因と考えられます。
クレヒスに問題ありの方は、みずほマイレージクラブカードに限らず他のクレジットカードも取得は難しいです。
またクレヒスに問題がなくても審査落ちしている方(K・Iさん)の情報を見てみると、直近6ヶ月以内に4社ほどカード申し込みをしており、いずれも審査落ちしています。
他にもクレヒスに問題なくても、多重申し込みが原因で審査落ちされている方が結構います。このことから、キュービタスは申し込みブラックに厳しいのではないかと推測できます。
もし直近6ヶ月以内にみずほマイレージクラブカード以外のカード申し込みをしている場合は、個人信用情報機関から申し込み情報が消えてから申し込むのが良いでしょう。
1,2社程度なら影響はないかもしれませんが、6等級であることを考えると、審査落ちの原因になるものは少しでもなくしてから申し込むほうが良いでしょう。
クレヒスがさほど積み上がっていなくても、みずほ銀行の口座をメインバンクとしていることで、クレジットカードの取得に成功している方もいます。
先にも触れた通り、みずほ銀行とクレディセゾンは互いに情報を共有していることがあり、取引実績が審査に影響する可能性が高いです。
クレヒスが少々頼りなくても、みずほ銀行との付き合いが長いという方は、優遇されるかもしれませんので申し込んでみると良いでしょう。
みずほ銀行クレジットカードのデメリット部分をあえて挙げるとすれば、申し込み~発行まで時間がかかることです。
これは新規でみずほ銀行の口座開設をしてからではなく、既に口座を持っていることを前提とした時間です
中にはすぐにクレジットカードをすぐに使いたいという方もいるかと思いますが、そういった急ぎの用でクレジットカードを使用したい方には、みずほマイレージクラブカードは向いていません。
クレジットカードは発行までに時間がかかるものが多いですが、中には最短即日で発行可能なものもあります。「WEBで申し込み⇒店頭窓口でカード受け取り」という方法を駆使すれば、申し込んだその日にカード取得も可能です。
しかも即日発行が可能なクレジットカードは、消費者金融系・流通系カードですから取得が簡単です。
カードローンでおなじみの消費者金融アコムでも即日発行可能なクレジットカードを提供しています。
申し込み後に自動契約機「むじんくん」にて受取すれば、その日からカード利用できます。
取得しやすいクレジットカードでクレヒスを積み上げて、みずほマイレージクラブカードに挑戦するということもできます。
今日中にクレカが欲しい方はもちろんですが、ゆくゆくはみずほマイレージクラブカードの取得を考えている方にも「アコムACマスターカード」はおすすめの一枚です。
三井住友、三菱UFJ、みずほ銀行と3大メガバンクがありますが、それぞれの銀行でクレジットカードを発行しております。私がおススメするのは皆さん馴染み深い三井住友銀行が発行する三井住友Visaカードです。このカードは出世魚のように進化していきます。ゴールド→プラチナ→ANAVisaプレミアムと4段階に分かれますので、RPGゲームのようにクレヒスを重ね最上級のANAvisaプレミアムカードを持ってもらいたいと思います。
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