「クレジットカード審査の通過率100%を目指す」をテーマとした専門サイト
- 「クレジットカードはブラックでも審査に通りますか?」
- 「延滞数回のブラックですがカードが作れません。この先どうなるか心配です。」
- 「クレジットカード会社ではブラックの審査情報は保存されていますか。」
このようにブラックの方からの切実な悩みが多くきましたので、今日はブラックの人がクレジットカードを申し込む時の注意点などについて解説させていただきます。
ブラックでもカードが欲しい人へでも解説している通り、個人信用情報機関に事故情報(延滞情報)の記録がある人や自己破産や債務整理を行った人は、審査通過が難しいのは事実です。
自分の状態がブラック(金融事故)かどうかを確認するためには、個人信用情報機関(CIC情報開示請求)へ開示請求を行い異動情報(事故延滞情報)確かめる必要があります。
詳しくは、信用情報はこうやって見るで解説しています。
この時、自分がブラックであると確認できた場合、①自動的に審査落ちとなる場合と②担当者がブラックの内容を詳細に見てから判断される。この2パターンに分かれます。
比較的軽度なブラックの場合、例えば延滞歴が1回ですでに延滞が解消されたDさんと延滞を何度も行ってしまい既に保証履行を実施したFさんとでは、明らかに前者の方がカード発行される可能性が高いです。
ブラックだから100%受からない。と一括りで考えるのではなく、程度の差が非常に大きいのもブラックの特徴です。従って、ブラックだから一律ダメというわけではありません。
またブラックだからクレジットカードを発行してはならない。という法律も存在しませんし、審査基準はカード会社によってそれぞれ異なります。
前述の後者の場合、カード発行されることはほぼ不可能だと思いますが前者の場合は可能性が残っているのも事実です。
「自分はブラックだろう」と勝手に思い込んで、家族などの他人名義でカード申込みをする人もいますが、それは絶対にいけません。
たとえ名義を貸してくれた人が承諾したとしても、他人名義のクレジットカードを使用することは規約で禁止されています。
よく配偶者名義や親名義のカードを借りてショッピングをしている人もいますが、これも立派な規約違反になるので注意です。
もし何かしらの事故やトラブルが発生した場合、全責任はカード名義人本人が負うこととなり、強制解約となる可能性もあります。
クレジット審査に不安を持っているのであれば、程度の軽い、重いブラックは別として審査に柔軟なこのクレジットカード会社を申込みして、それでもダメならデビットカードを持つ。
あるいは、携帯端末を分割払いで購入することで個人信用情報機関の利用履歴(クレジットヒストリー)を積み上げる方法が良いでしょう。
最もやってはいけないのが自暴自棄になって多重申込をしてしまうことです。こんなことをやっても自分の個人信用情報に申込情報の履歴が残るためますます審査落ちする可能性が高くなります。
支払を延滞すると通常は当該クレジットカードについては、強制退会させられます。
また、個人信用情報に異動情報としてブラック履歴が残ります。この場合、他のクレジットカードを所持している場合、どのような影響を及ぼすのでしょうか。
実は、場合によっては他のクレジットカードは残すこともできる場合もあります。しかしそのためには、まずは延滞を解消することが重要です。
クレジット会社にもよりますが、別カードで延滞があったとしても、速やかに延滞分を支払ったことがわかれば、延滞をしていないクレジットカードに対してはそのままにすることがあります。
まず、延滞してしまった分は、速やかに支払い延滞解消を行うことが必要です。
あとは、他のクレジットカード会社がどのような判断を行うか?にもよります。延滞も解消されて軽度の場合、そのまま使い続けることもできます。
クレジットカード会社は途上与信といって、定期的に個人信用情報機関へ照会をかけて利用履歴を確認します。
なお、途上与信の頻度ですが、これはカード会社次第です。2~3ヶ月に1度の会社もあれば、カード更新時のみ実施。というように各社バラバラです。
「途上与信」と聞くと怖がる人もいますが、実は途上与信があった方が、返済履歴やその後の信用情報を詳しく見てもらえるので、きちんと遅延解消さえしていれば、途上与信によって他のカードが影響を受けずに済む可能性も高いです。
ブラックになってしまった人は、キャッシングやリボルビング払いでの買い物は控えて信用情報を綺麗な状態にしておくことが大変重要です。
途上与信については、こちらのページで詳しく解説しています。
更新履歴