「クレジットカード審査の通過率100%を目指す」をテーマとした専門サイト
その知られざる審査基準を解説します。必見です。
スルガカードとは、「(株)スルガカード(スルガ銀行の連結子会社)」が発行しているクレジットカードの呼称です。
この会社は、JCBのフランチャイジー、VISAのブラザーカンパニーとして提携クレジットカードを発行していますので、海外旅行や海外出張の多い層でも、安心して申し込みができるラインナップを揃えています。
スルガ銀行では、「SURUGA VISA デビット(スルガ銀行VISAデビットカード)」と呼ばれるデビットカードを発行しており、このカードは、他銀行でも取り扱いのある「VISAデビット」と「日本版J-Debit」の2種類で決済可能ということで、J-Debitを希望する皆さんの間でも話題になっているようです。
デビットカードを発行している銀行は増加傾向にあり、楽天銀行やあおぞら、三菱東京UFJで発行している種類は、海外でも使える国際キャッシュカード機能が付いており、「キャッシュカードとデビットカードを便利に使いたい!」という皆さんの要望を叶えて、ICキャッシュカードとなっています。
この他に、スルガ、りそな、埼玉りそな、JNBなどでも発行されているデビットカードは、金融事故などを起こしてクレジットカードが使えない方々を中心に、注目度の高い存在として知られるようになりました。
最近増えている「ブラックでも通るクレジットカードはあるの?」というサイトでは、その殆どがデビットカードの紹介となっていますので、気になる方は、ぜひ確認してみてください。
スルガカードの審査ですが、 「スルガ銀行と繋がっているということで、銀行系クレジットカードと同等の審査難易度」と考えられ、これを言い換えれば、信販系(ジャックス、オリコ)、流通系(イオン、セゾン)、消費者金融系(アコムACマスターカード)などよりも属性基準も厳しい傾向がありますが・・。
「スルガ銀行」は、東京都23区、千葉県、埼玉県、神奈川県などの関東エリアだけでなく、全国各地の主要都市に存在していますので、 「社会的知名度の高い銀行のカードを持てる・・」と考えれば、それだけでも大きなメリットがあると思います。
特にスルガ銀行の本店がある静岡県在住者の中には「ステータス性という面で、どうしてもスルガカードが欲しい!」と感じる人もいることでしょう。
その場合は、「利用限度額(ショッピング枠)をできる限り下げ、キャッシング枠=0円」という形で申込みを行えば、自分の主張を通すよりもカード発行に至る可能性が高くなります。
銀行系に属するスルガカードでは、他のクレジット審査よりも入念に個人信用情報(CIC情報など)のチェックが行われています。
過去に何らかの金融事故(金融ブラック)を起こし、「事故情報(多重申込、自己破産などの債務整理情報、支払い滞納による異動情報、ブラックリスト)」が掲載されている場合には、その情報が消えてからクレジット申し込みをした方が良いでしょう。
「スルガカードの審査に通らない!でも私は、スルガ銀行のカードが手に入れたい!」
こんな想いを抱えている人には、殆どの申込者に発行される(審査通過する)スルガ銀行デビットカードもお勧めです。スルガ銀行でよっぽどの金融事故を起こしていなければ発行されるはずです。
以前こんな相談を頂戴したことがありました。
「私はスルガ銀行の口座を、家賃引き落としに使っているのですが・・。先々月引き落としができなくて、アパートの大家さんから電話が来てから支払いをしたのを覚えています。こんな状況に陥った私は、「口座トラブル」ということで、スルガカードの審査通過は厳しいのでしょうか?」
この事例で私が最初にお話したのは、「遅延滞納したのがクレジットカード払いでなければ、審査に直接的な問題はない・・」という回答です。
世の中では様々な分野で「保証契約(企業と利用者の信頼関係)」が結ばれ、賃貸借契約やクレジットカードの発行もおいても同じ関係が成り立っていますが・・。
家賃の場合はクレジットカードが登録している個人信用情報機関と直接的な関係がありませんので、 「家賃滞納によってスルガカードが作れなくなる・・」ということには直結しないのです。
稀に不動産会社で「家賃保証代行会社」を利用しているケースもあり、その代行会社がアプラスやジャックスなどの信販系だった場合には、「社内データベースに支払い遅延や滞納情報が記載される・・」ということも考えられます。
その場合、これらの信販系カード会社のクレジットカードを申し込んでも審査通過することは難しいでしょう。
でも今回の場合は、「家賃の管理をしているのが、アパートの大家さんだった・・」ということで、家賃保証会社との関係もなく、クレジットカード審査に直結する問題が想定されなかったのです。
スルガカードは、確かにスルガ銀行の子会社です。
しかしこの人は「スルガ銀行の口座を普通に使っていただけ・・」ですので、今回の行動で不利になる点があるとすれば、「支払いを遅れたことによる、大家さんとの関係だけ・・」なのです。
クレジット審査は、「支払い能力を判断するために行われている・・」といっても過言ではないでしょう。
各カード会社では「この人は、きちんと支払いを続けられる人だろうか?」という部分を判断しますので、今回のように「うっかりミスの入金忘れ!」が度々起こるような申込者は「カード発行を避けたい・・」と思ってしまう/span>ものなのです。
家賃滞納の事実が、スルガカードにバレることはありません。
でも「うっかりミス!」をしがちな人は、申込書内にも誤字脱字や記入漏れが多い傾向がありますので、その部分をカード会社側に察知されないように、落ち着いた気持ちで記入をした方が良いと言えるでしょう。
月々支払っている家賃についても、「収納先が大家さんだから・・」と安心するのではなく、「アパートを借りている自分の義務だ!」と思ってきちんと入金をしてください。
家賃滞納とクレジットカード審査の関連性については、家賃滞納するとカード取得が難しくなりますか?で詳しく解説しています。
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