「クレジットカード審査の通過率100%を目指す」をテーマとした専門サイト
実はキャッシングよりもクレジ ットカードの方が可決しやすかった。といった事実があります。
素人には甘いと捉えられている「クレカとキャッシング(審査)」ですが、これらは、全く異なる形で進められています。
まずこの両者(クレジットカードとキャッシング)の目的ですが、大きく分けて考えれば、下記のように表すことができます。
【キャッシング】
- お金を借りたい人に対して、消費者金融が「無担保でお金を貸す(融資する)」
- 無担保である代わりに、利息を取って商売として成立させている
【クレジットカード】
- ショッピングの立替払いが主目的
- キャッシングは、サブ的な要素(本来は担保を必要とすべき部分)
例えばですが・・。クレジットカードで高額商品(自転車など)を購入した場合、指定口座から購入代金の支払いが行われるまで、 「商品の所有権はクレカ会社に帰属する(担保がある)」のです。
デビットカードとクレジットカードの違いとは?も参考にしてください。
キャッシング=無担保融資、クレジットカード=担保型融資・・と大きく分けることができれば、「キャッシング審査が、クレカ審査よりも厳しい・・」という部分も納得しやすいことでしょう。
しかしそんなキャッシングでも、保証会社によって審査に異なる一面も・・。
保証会社が消費者金融系(サラ金系)、信販会社系であれば、「個人向けの無担保金融商品への豊富な審査経験とノウハウ」がありますので、「この人なら、きちんと支払いができそうだ・・」という社内基準が存在するため、審査に通りやすい傾向があります。
これに対して難易度の高そうな銀行系については、「その銀行で給与振込口座を開設した!」とか「住宅ローンの契約をしている!」という取引実績があれば、キャッシング審査に通りにくい属性のひと達でも、スムーズに融資に辿り着くケースも多いようです。
「キャッシング審査にも落ちて、クレジットカード審査に不安。こんな私でも、カード発行できないだろうか・・。」と感じている人には、消費者金融系カードがお勧めです。
一般のクレジットカードと異なり、消費者金融のキャッシングに近い角度で審査が行われますので、ぜひ仮審査から挑戦してみてください。
銀行系や独立系、流通系などの一般クレジットカードの殆どは「本審査だけでカード発行の可否を決定する・・」というスタイルですが、キャッシングの場合は「無担保」という危険があるため、「念には念を入れよ・・」ということで、仮審査と本審査の2つを設けて、貸し倒れに対するリスクマネジメントをしているのです。
ちなみに、キャッシングにおける仮審査と本審査では、下記のスタンスで手続きが進められていきます。
仮審査の目的は「申込者にお金を貸せるのか?(お金を貸せる人物なのか?)」という点を、
- 申告された名前
- 住所
- 年収
- 住居
- 勤務先
- 勤続年数などの情報
- 本人の借入れ希望額
- 現在の借入れ状況
をもとに、「簡単にチェックをする」ということです。
このステップは、「機械による自動審査」が行われるのが一般的で、細かい部分の確認をしないことから、 「仮審査の通過=本審査のスタートラインに立った状態」と考えて良いでしょう。
キャッシング会社のサイトにも「仮審査メニュ-」がありますが、仮審査は簡単な項目だけでチェックが行われますので、本審査ほどの緊張感が要らない点も、メリットのひとつだと思います。
仮審査の結果連絡は「通常即日」となっていますので、「お金に困っているので、早く結果を知りたい!」という人には嬉しいサービスと言えるでしょう。
仮審査に通過した人に待っているのは、融資の可否に直結する本審査です。
本審査は仮審査と異なり、「人の手・人の目」によって確認や調査が進められ、「この人の返済能力は、本当に問題がないのか?」という点を入念かつ慎重に調べられていきます。
このステップでチェックされる大きな項目は、下記の4つ。
本審査を行う人は、「申告内容の虚偽を見破るプロ」とも言えます。
- 過去の利用履歴(クレジットヒストリー)や支払い遅延延滞、借り逃げの有無
- 他社借入の有無と、その金額はいくらか
- 借入金額や年収、勤務先属性など、虚偽の申告がないか
- 借入希望額の妥当性
多少の見栄で年収属性を10万円程度上増しするのは問題ありませんが、数百万円もの差異や、雇用形態の虚偽申告などは、在籍確認電話をした時に「事実と申告内容の相違がある!」という発覚に繋がりますので、可能な限り「ありのまま」で申告をすべき・・」だと言えるでしょう。
在籍確認電話で何らかの指摘を受けた時に、「申込書に間違えて記入をしてしまって・・」と笑ってスルーしようとする皆さんもいるようですが・・。
「いい加減な申込書記入=お金や支払いに関しても誠実ではない」という結果に直結しますので、キャッシングやクレジットカードの審査では「うっかりミスも命取りになる・・」ということを覚えておきましょう。
借入希望額(借入可能額)については、貸金業法の総量規制という法律によって「年収の3分の1以下」という規定がありますので、「決められた範囲内でしか、融資ができない・・」というのが保証会社側の事情となっています。
「どうして、これしか貸してくれないのだろう?」と疑問に感じる人もいると思いますが、提示された金額の根拠が、「自分の年収」と「他社の借入れ状況」が基準になっていることを知り、謙虚な気持ちでキャッシング利用をするようにしてください。ちなみに以前はこのような制限もなく、「自分の収入と無関係に近いイメージで、たくさんのお金が借りられた時代・・」もありました。
しかしこの状況によって多くの多重債務者や自己破産者が出てしまったので、国としても、「このままでは、いけない・・」という危機感で総量規制という法律を厳しくしたのです。
総量規制に関しては、こちらのページで詳しく解説しています。
キャッシングやクレジットカードの審査に対して「不満!」と感じる人もいるかもしれませんが、「多重債務者を生み出さないことが、各社のサービスでもある・・」という実情を把握した方が良いと思います。
キャッシング審査にも、素人の皆さんには「初耳!」とも言える注意点が多く存在していますが、ここでは3つ、ご紹介しておきたいと思います。
保証会社の担当者が内容を細かくチェックする本審査では、「読みやすい文字で記入することが基本」であり、「読みにくい時点で、性格のいい加減さが伝わってしまう・・」結果に繋がる
のです。
稀に、「この部分は不明だから、空欄のままにしよう・・」という人もいますが・・。
勤務先の電話番号や居住年数などのわからない項目があれば、それを自ら調べることも重要であり、「知らないまま申込書を出してしまう・・」というのは、 「自分の情報も管理できない人だ・・」という悪印象を与えることになります。
在籍確認や本人確認電話で、申込書から把握できない部分を質問されることもありますが、その時に「わかりません・・」と答えてしまえば、その時点で「本審査に通る確率は激減した!」と考えても良いでしょう。
借入金額、勤続年数、年収、勤務先企業情報・・。これらの情報は、「キャッシング利用する上で、自己管理しなくてはならないもの・・」だと考えられています。
この項目をきちんと書けない時点で、「お金の管理もできず、支払いも滞るのだろう・・」と捉えられてしまいますので、申込書は綺麗に正しく全項目を埋めるべきです。
このあたりのことは、3Cとスコアリングで結果が決まるって本当?で解説しています。
こんな悪循環の理由は明らかで、「再申込みの情報も個人信用情報機関に登録され、半年間はその記録が残ってしまうから・・」>ということなのです。
キャッシング会社もリスク回避を考えますので、「何度も申し込みをしている人(何度も審査落ちしてると想定される人)には、利用を遠慮してもらいたい・・」と感じるもの。
1度審査に落ちた時点で切羽詰まった状態になると思いますが、半年~1年の期間を空けてから、次の再申込みをすべきだと思います。
申込みができない1年の間に、アルバイト収入を増やしたり、個人信用情報機関に情報開示請求を行い、「自分の情報に他の問題点がないだろうか?」という部分と向き合うことも大事な準備に繋がることでしょう。
架電先の電話番号は各社異なり、会社の固定電話、本人の携帯電話、自宅の固定電話・・と様々なパターンがあります。
キャッシング申し込みをする人の中には、出張やプライベートで忙しい人もいるかと思いますが、申込みから本審査までの期間はそう長くありませんので、できる限り「電話に出れる状況」を作り、キャッシング会社に対して良心的かつ積極的な姿勢を見せるのも大事なことだと思うのです。
申込書に記載する電話番号についても、全ての欄を埋めるだけでなく、「自分に繋がりやすい部署の電話番号」を書くべきです。「自分に繋がりやすい部署の電話番号」を書くべきです。
稀に「代表電話番号を書いた方が、企業規模がわかるのではないか?」と考える人もいますが、「電話番号は本人との連絡用に使われる項目・・」であることを覚えておいてください。
仮審査と本審査という2つのステップが存在するキャッシング審査は、クレジットカードとは少し異なる緊張感があると思います。
仮審査通過段階で「自分は仮審査に通った!」と浮かれた気持ちになるのもわかりますが、 「本当の意味での勝負は本審査にある!」ということを頭に入れて、慎重に在籍確認電話などの対処をするようにしてください。
キャッシング利用に迫られる人の多くは、「急な出費があって・・」というケースが殆どです。
そんな時に、「キャッシング審査に通らず、八方塞がり・・」という状況に陥らないためにも、日々のクレカやローン支払いをコツコツと続け、個人信用情報機関に登録されている信用力を高め続けてください。
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