「クレジットカード審査の通過率100%を目指す」をテーマとした専門サイト
はじめまして。こちらのHPで色々クレジットカードについて勉強させて頂いております。こんなにわかりやすく情報をまとめて頂き本当にありがとうございます!
今回は、先日申し込みをしたクレジットカードの審査に落ちてしまった理由と、今後どうすればクレジットカードを作ることができるかについてアドバイスをいただきたくご質問させていただきます。
私は現在26歳で、1年前に会社を退職して現在はアルバイトと副業をしています。自宅は家族の持ち家で住宅ローンの負担はありません。
また、借り入れもありません。すでにクレジットカードを3枚保有していますが、副業のインターネット転売で利用するためにもう1枚クレジットカードを作りたいです。
そこで、半年ほど前にあるクレジットカードに申し込みをしたのですが、審査に落ちてしまいました。
CICに信用情報の開示請求をしてみましたが、異動情報はありませんでした。ただ、AやPという文字はいくつかありました。なぜ審査に落ちてしまったのでしょうか?私が考えている理由は以下です。
- ① 同時期に2つのクレジットカードに申し込みをした
- ② 過去に短期の遅延が何度かある
- ③ 既に保有しているカードの枠が最低の10万円である
- ④ 退職済みの勤務先名で申し込んだ
- ⑤ 既に保有しているカードを限度額いっぱいまで利用している(延滞はしていません)
これらの理由で審査に落ちてしまったのでしょうか?また、今後審査に通るにはどうすればいいでしょうか。アドバイスを頂けると幸いです。
ご相談者様は現在のアルバイト業や副業よりも退職前の正社員としてクレジットカードに申し込む方が審査に通る可能性が高いと考えてそのようにされたのだと思いますが、これは虚偽申し込みに該当します。
クレジットカードの審査では、申込者が本当に申告した勤務先に在籍しているのかどうかをカード会社から勤務先に電話をかけて確認する「在籍確認」が行われることがあります。
在籍確認は必ず行われるわけではありませんが、在籍確認が必要と判断された場合に在籍確認がとれなければ、審査に落ちます。
ご相談者様の場合も在籍確認がとれない状況なので、在籍確認ができずに審査に落ちた可能性は十分に考えられます。
勤務先の虚偽申告は在籍確認によってすぐにばれてしまうのでやめておきましょう。
ご相談者様は既に持っておられるクレジットカードの枠が低いことや利用金額が大きいことを気にされているようですが、どちらも新規カード申し込みの際にマイナス要素になることはありません。
クレジットカードのショッピング利用金額に関しては、延滞さえしていなければ多い方がクレジットカードをよく利用してくれる優良顧客になり得るということでむしろ好印象を与えます。
ただし、キャッシング枠の利用が多い場合は他社からの借り入れが多いということになるため、マイナス要素になり得ます。
もしキャッシングを利用している場合は返済してからクレジットカードに申し込むことをおすすめします。
一般的にクレジットカードの審査に影響を与えるのは、2カ月~3カ月以上の長期延滞です。
長期延滞をすると、信用情報機関に「異動情報」という金融事故情報が登録されて、その情報は5年間保存されます。
異動情報がある場合はクレジットカードに申し込んでも自動審査で即審査落ちになることがほとんどです。
一方2カ月未満の短期延滞の場合は、異動情報は残らないため、審査に影響がないと思われるかもしれませんが、これらの短期延滞の情報も信用情報機関には登録され、2年間保存されます。
短期延滞によって自動審査で即審査落ちになることは少ないですが、人の手による審査が行われた場合に審査担当者は当然この情報をチェックし、ネガティブな印象を持ちます。
このようにして短期延滞でも審査にマイナスの影響を与えることがあるため、たとえ短期であっても延滞はしないように気を付けましょう。
ご相談者様は短期間に複数枚のクレジットカードに申し込むと申し込みブラックという状態になって審査に通りにくくなるという話をご存知なのだと思います。
確かに短期間に何枚もクレジットカードに申し込むと審査に通りにくくなりますが、2枚程度であれば多重申し込みにはならないので安心してください。
少なくとも3枚以上の同時申し込みでなければ、審査担当者に多重申し込みの印象を与えることはありません。
もしも短期間に3枚以上のクレジットカードに申し込んで申し込みブラックになってしまった可能性がある場合は、最後の申し込みから6カ月経過すると信用情報機関から申込情報が消えて、多重申し込みの影響を受けなくなります。
ご相談者様の状況で今後クレジットカードの審査に通るためには、まず勤務先や年収についての虚偽申告をせず、正直な内容で申し込むことが必要です。
アルバイトの場合は正社員よりも雇用形態の項目で低い評価を受けることは確かですが、それだけが原因で審査に落ちることはありません。
それ以外の項目で審査に有利な項目があれば、審査に通ることは十分に可能です。
例えば、年収の低いアルバイトの方でも、家族の持ち家で暮らしており家賃や住宅ローンの負担がなく、扶養家族もいない場合は、自分で自由に使えるお金が多いと判断されて審査に通った例もあります。
ご相談者様の場合も、すでに何枚もカードを保有されており、住居はご家族の持ち家ということなので、虚偽申告をしなくても審査に通ることはできるはずです。
できるだけ審査難易度の低いカードを選んで正直な内容で申し込みをしてみることをおすすめします。
はじめまして。いつも大変参考になる情報をご提供頂き、誠にありがとうございます。
現在個人輸入を開始した関係で、クレジットカード作成の必要に迫られておりいくつか質問させて頂きたく、ご連絡差し上げました。
できればアメックスのクレジットカードを作りたいと思っています。よろしければ下記2点についてご教示いただけますと幸いです。
こちらのサイトでも紹介されているアコムACマスターカードの審査には1年前に通過したのですが、銀行系カードや流通系カードの審査には落ちてしまいました。
そこで信用情報の開示請求をしたところ、1年後まで残る異動情報があることがわかりました。このようなブラックの状態でもアメックスのクレジットカードを作ることはできますか?
年収と勤続年収はクレジットカード審査にかかわってくる項目だと思うのですが、カード会社はこれらをどのように把握しているのでしょうか。
信用情報機関に登録されているのでしょうか?先日アコムACマスターカードに申し込んだ際に源泉徴収票を提出し、勤続年収も申告したので、この情報がそのままアメックスの審査の際にも利用されるのかどうか気になっています。
以上2点についてご教示いただきますようよろしくお願いいたします。
ご相談者様は外資系のアメリカン・エキスプレス(アメックス)のクレジットカードを作りたいということですね。
日本のカード会社の審査では信用情報が最も重視さるため、信用情報機関に異動情報などの金融事故情報が登録されている場合は、コンピュータによる自動審査で即審査落ちになってしまう場合がほとんどです。
一方外資系カード会社の場合、日本のカード会社よりも申し込み時点での支払い能力を重視する傾向があります。
そのため、過去の信用情報に何らかの問題がある場合でも、申し込み時点で十分な返済能力があると判断された場合は審査に通る可能性があります。
ご相談者様は信用情報機関に異動情報が登録されているということですが、アメックスであれば、現時点で十分に支払い能力が高いと判断された場合は審査に通る可能性があります。
外資系カード会社はブラックであっても審査に通る可能性がありますが、審査が甘いというわけではないため注意が必要です。
外資系カード会社であっても日本で営業している以上日本の信用情報機関には必ず加入していますし、信用情報機関に登録されている申込者の信用情報は必ず確認しています。
そのため、信用情報が全く影響しないわけではありません。また、ブラックであっても審査に通るのは申し込み時点で返済能力が高いと判断された場合だけです。
外資系カード会社のスコアリング審査の基準となる点数は比較的高いため、ある程度良い属性でなければ審査に通ることはできないと思っておきましょう。
ご相談者様のご認識の通り、年収や勤続年数はクレジットカード審査における重要な審査項目です。
では、これらの情報をカード会社がどのように把握しているのかというと、基本的には自己申告のみです。
年収や勤続年数は信用情報機関の登録項目ではないため、申込者からの申告がなければカード会社はこれらの情報を知ることはできません。
そのため、ご相談者様があるカード会社に対して申告した年収や勤続年数の情報をその他のカード会社が審査に利用することはありません。
申し込みの際にその時点での最新の情報を申告し、その情報に基づいてカード会社が審査をすることになります。
上記で解説した通り年収は基本的には自己申告ですが、次のいずれかの条件に該当する場合は収入証明書の提出が求められます。
- キャッシングの希望額が50万円を超える場合
- キャッシングの希望額と他社からの借入金額の合計が100万円を超える場合
カード会社が守らなければならない法律で、上記のいずれかに当てはまる場合は収入証明書を確認しなければならないと義務付けられているため、キャッシング枠を付ける場合は収入証明書の提出を求められる可能性があることを覚えておきましょう。
はじめまして。インターネットで拝見し、ご連絡させていただきました。
当方、過去に多重債務(5社)にて個人再生を行いました。
9年前の11月に決定通知を受け、同年12月より毎月遅延無く返済し、36回払いの返済を6年前の11月に完済いたしました。
ネットの情報では、遅滞無く返済した場合は決定通知より5年~6年でCIC情報が消えるとあり、決定通知から6年間経過した昨年末の12月に、ご迷惑をかけた5社以外のジャックスカードに申し込みましたが、審査を通過出来ませんでした。
私のようなケースでは、やはり、消費者金融系のカードから始めるべきでしょうか?
職業は製薬企業の正社員で、勤続10年以上になります。昨年の年収は額面で950万円でした。家は会社の借り上げです。
ご指導のほど、何卒、宜しくお願い申し上げます。
個人再生の場合、基本的にはご相談者様のご認識の通り、5年経過すれば信用情報機関から金融事故情報が削除されるため、クレジットカードの審査に通ることは可能な状態になります。
本当に信用情報がきれいになったのか心配だという場合は、信用情報機関に対して信用情報の開示請求をしてみることをおすすめします。
ごくまれに金融事故情報が保存期間が経過した後も削除されずに残っている場合がありますが、このように誤った情報が登録されている場合は情報元の金融機関か信用情報機関に連絡をすれば信用情報の削除や訂正が可能です。
信用情報がきれいになったはずなのにクレジットカードの審査に全く通らないといった場合は、念のため信用情報の開示請求をしてみましょう。
ご相談者様は債務整理の際に数社に迷惑をかけてしまったとのことですが、これらの会社の社内データベースにはご相談者様についての情報が全て残されています。
この情報は半永久的に削除されることはないため、一度迷惑をかけてしまったカード会社の審査には二度と通らないと思っておきましょう。
信用情報機関の金融事故情報は登録期間が過ぎれば削除されますが、社内データベースの情報は消えることはありません。
社内ブラックになってしまった場合はその会社のクレジットカードを持つことはあきらめるしかありません。
ご相談者様は素晴らしい属性をお持ちですが、いくら属性がよくても、信用情報機関に信用情報が全く登録されていない、いわゆるスーパーホワイトの場合は、クレジットカード審査に通る可能性が低くなります。
そのため、まずは消費者金融系カードや流通系カードのような審査難易度の低いカードを1枚作り、そのカードで利用履歴作ってクレヒスを磨くことから始めましょう。
クレヒスさえあれば、ご相談者様の属性であればどのカード会社の審査でも通ることができると思われます。
クレヒスがなくても審査に通る可能性を上げる方法として、過去の良好な利用履歴が残っているカード会社のカードに申し込むということがあります。
ご相談者様は、過去に延滞をすることなく最後まで支払いを終えたことのあるクレジットカードやローンはありませんか?
もしそのような経験がある場合は、その会社にはご相談者様の良好な利用履歴が残っているはずです。
クレヒスがなくとも、このような審査の参考にできる良好な利用履歴が残っているカード会社であれば、審査に通る可能性は上がります。
もしそのようなカード会社がある場合は、一度申し込んでみることをおすすめします。
初めまして。つい先日カード会社から突然利用停止の手紙が来ました。毎月ショッピングで利用していますがここ一年では一度も遅れたことはありません。
毎月3~4万円ぐらいの支払いで大きい時は10万円ぐらいですがきちんと引き落としされています。
コールセンターに電話しましたがCICに聞いてくれと言うばかりです、他にもクレジットカードを持っているのでさほど困りませんが、気分が悪いし、何か間違った情報が記録されていると困ると思います。
CICに情報開示してもらうつもりですが、何か考えられる原因は有るのでしょうか?
ご相談者様は利用停止の原因を問い合わせされたところ、CICに聞いてくれという回答しか得られなかったということですね。
直接的な回答ではありませんが、この回答からCICに登録されている信用情報に問題が発生したということがわかります。
カードの支払いは遅れていないということですが、信用情報に影響を与える支払いは他にもあります。
忘れがちなのが、携帯電話料金の支払いや奨学金の返済です。
携帯電話の利用料金自体は信用情報機関への情報登録対象ではありませんが、携帯電話本体の代金を分割払いにして毎月の使用料とあわせて支払う場合は、月々の携帯電話料金の支払いが遅れると信用情報機関に延滞情報が登録されてブラックになってしまいます。
また、奨学金の返済についても注意が必要です。奨学金は信用情報機関への情報登録項目ではありませんが、返済が遅れた場合のみ信用情報機関に延滞情報が登録されます。
このように、クレジットカード以外の支払いが原因でブラックになってしまうケースは多いため、ご相談者様の場合はクレジットカード以外に延滞してしまった支払いがないかどうか考えてみてください。
上記で解説した通り、CICもしくはJICCに登録されている信用情報に何らかの問題があることが原因でクレジットカードの利用ができなくなってしまったと考えられます。
信用情報機関の信用情報は、開示請求をすることで確認することができます。
手数料は窓口請求の場合は500円、郵送請求やインターネット請求の場合は1,000円とそれほど高くないため、すぐに信用情報を開示して確認してみることをおすすめします。
上述の通り、クレジットカード以外の支払いを延滞してしまっている可能性もありますが、そうではない場合は間違った信用情報が登録されていることも考えられます。
信用情報を開示した結果、万が一誤った情報が登録されている場合は、情報提供元の金融機関か信用情報機関に連絡をすることで、情報を削除または訂正することができます。
まずは信用情報を確認してみて、身に覚えがない情報が登録されている場合は情報の削除や訂正をお願いしましょう。
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