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ここでは、どのような美容師の方がクレジットカードの審査に通りやすいのか、美容師がクレジットカードの審査に通るにはどうすればいいのかなど、美容師の方向けにクレジットカードの審査について解説します。
インターネットでは、美容師がクレジットカードに通りにくい職業のうちのひとつとして紹介されていることがありますが、それは本当なのでしょうか?
一口に美容師といっても、独立開業している方もいれば正社員で働いている方やアルバイトやパートとして働いている方など様々な働き方が存在します。それぞれの働き方によってクレジットカードの審査の通りやすさは異なるため、順に解説していきます。
まずは自分で独立開業している美容師の方の場合について解説します。
この場合、職業は「個人事業主(自営業)」となる方が多いと思いますが、個人事業主は会社員として雇われている人に比べてクレジットカードの審査では不利です。
会社員の場合は毎月一定の給料がもらえますが、個人事業主の収入は業績に左右されます。売り上げが多い月は収入も多いですが、売り上げが少ないと収入も少なくなります。
このような個人事業主の特性はカード会社からは収入が不安定だとみなされてしまうため、審査に通りにくくなるのです。
なお、個人事業主ではなく法人化して会社の経営者という立場になれば審査に通りにくいということはなくなります。
上記でも触れた通り、クレジットカードの審査では個人事業主よりも正社員の方が有利です。
職業が美容師だからといっても、きちんとした会社に正社員として雇われているのであれば他の会社勤めの人よりも審査に通りにくいということはないため安心してください。
ただし、クレジットカードの審査は中小企業よりも大企業の方が有利です。美容師の場合は製造業やIT業界に比べて一部上場の大企業に勤めている方が少ないため、審査に通りにくい職業とされてしまっているのかもしれません。
しかし、中小企業勤めでも審査難易度の高いクレジットカードの審査に通ることは十分可能なので、特に気にする必要はありません。
美容師の中でもまだ修行中でアシスタントだという方や子育て中の方の中には、アルバイトやパートとして働いている方も多いと思います。
美容師のアルバイトやパートの場合はクレジットカードの審査に通ることが難しいのではないかと不安に思われている方も多いのですが、アルバイトやパートでも審査に通ることは可能です。
もちろん正社員よりも評価は低くなりますが、雇用形態がアルバイトやパートだからという理由だけで審査に落ちることはありません。
正社員に比べて収入が少なくても、雇用形態や年収以外の評価項目で高い評価を得ることができればクレジットカードの審査には通ります。
例えば年収が100万円未満の場合でも、実家暮らしで家賃支払いの負担がなく扶養家族もいない場合は、自由に使えるお金が多いと推測できるため審査に通りやすくなります。
なお、クレジットカードによっては申し込み基準がアルバイト・パート不可となっているものもあるため、事前に申し込み基準をチェックしておきましょう。
ここまで同じ美容師という職業でも働き方によってクレジットカードの審査の通りやすさは様々だという話をしてきましたが、どのような働き方をしている方でも、
少しでも審査に通る可能性を高くしたいという気持ちは同じだと思います。そこで、美容師の方がクレジットカードの審査に通りやすくなるコツについて解説していきます。
クレジットカードの審査で最も重視されるのが、信用情報機関に登録されている信用情報です。
信用情報とは今まで利用してきたクレジットカードやローンの利用履歴のことで、クレジットヒストリー(クレヒス)とも呼ばれます。
クレジットカードに申し込む前に良いクレヒスを作っておくことが審査通過への近道です。良いクレヒスとは、クレジットカードやローンを利用したら、返済期日に遅れることなくきちんと支払いをしている記録が残っているクレヒスのことです。
では具体的にどうすれば良いクレヒスを作ることができるのかというと、クレジットカードを積極的に利用して、決められた期日までに返済することです。
決められた期日までに返済した記録が多いほど、審査担当者に対して返済期日を守る信用できる人物だというアピールをすることができます。
最も気を付けなければならないことは、絶対に支払いの延滞をしないということです。もし延滞をしてしまうと、異動情報と呼ばれる延滞記録が信用情報機関に登録されてしまい、その後5年間はクレジットカードの審査に通ることができなくなります。
このような状態をブラックと言い、ブラック情報が載っているクレヒスは悪いクレヒスの典型的な例です。
このような悪いクレヒスにならずに良いクレヒスを作っておくことがクレジットカードの審査通過のポイントになります。
上記の通りブラックの場合はクレジットカードの審査に通らなくなってしまうのですが、気をつけなければならないのが自分でも気が付かないうちにブラックになってしまっているケースです。
クレジットカードやローンの延滞以外にブラックになってしまう原因として、携帯電話料金の支払いの延滞や奨学金の返済の延滞などがあります。
携帯電話の利用料金の支払いは信用情報機関に登録される対象にはなりませんが、スマホなど本体が高額な携帯電話の場合は本体の代金を分割払いにして、月々の利用料金と一緒に支払っているという方も多いと思います。
このような支払い方法の場合、携帯料金の支払いが信用情報機関への情報登録の対象になります。そのため、もし支払いを延滞してしまった場合はブラックになってしまいます。
また奨学金の場合も通常であれば信用情報機関への情報登録の対象ではありませんが、延滞した場合に限って信用情報機関に延滞情報が登録されます。
奨学金は返済が長期間に及ぶことが多く支払っていることを忘れてしまいがちなので、気が付かないうちに延滞してしまう方がいますが、もし延滞してしまったらブラックになってしまいます。
このように自分でも気が付かないうちにブラックになっていることもあるため、心配な方はあらかじめ自分の信用情報を確認しておくことをおすすめします。
信用情報機関に情報開示の請求をすれば、自分の信用情報がどうなっているのかを確認することができます。手数料もそれほど高額ではなく、インターネットでも確認できるため、心当たりのある方は一度開示してみてください。
クレジットカードのスコアリング審査では、勤続年数が重要な審査項目になります。勤続年数は長ければ長いほど安定した収入を得ていると評価されるため審査に有利ですが、反対に短いと審査に不利になります。
勤続年数が1年未満の場合は特に低い評価を受けてしまうため、クレジットカードへの申し込みは勤続年数が1年を超えてからにしておくことをおすすめします。
アルバイト・パートや独立開業の方など審査に通りにくい属性の方の場合は特に勤続年数の項目でスコアを稼いでおく必要があります。
クレジットカードの申し込みの際にはキャッシング枠を付けるかどうかを選択することができます。申告項目はキャッシングサービスの利用希望有無と利用希望金額ですが、ここでは希望しないことをおすすめします。
キャッシングサービスはクレジットカードを使ってATMでお金を借りられるという便利なサービスなのですが、申し込みの際にキャッシング枠を希望するとカード会社側が「貸金業法」という法律の制限を受けることになり、法律を守りながら慎重に審査をする必要が出てくるために審査に時間がかかる・審査に落ちるか可能性が高くなるというデメリットが発生する可能性があります。
また、貸金業法という法律では、キャッシングの希望金額が50万円を超える場合やキャッシングの希望金額と他社からの借入金額の合計金額が100万円を超える場合は、給与明細書や源泉徴収票などの収入証明書類を徴収するようにカード会社に義務付けています。
そのため、上記の条件に当てはまる場合には収入証明書類を提出する必要が出てきてしまい、審査に時間がかかる場合や書類の不備が見送りの原因になる可能性が高くなる場合があります。
こうしたリスクはキャッシングサービスを希望しないことで回避することができます。どうしてもキャッシングサービスを付けたい場合はクレジットカードが手元に届いてからでも希望することができるため、申し込みの際は希望しないでおくことをおすすめします。
クレジットカードには様々な種類があります。一般カードやワンランク上のゴールドカード、さらにもうワンランク上のプラチナカードやブラックカードなど、カードのランクによって審査難易度は異なります。
またカード会社によっても審査難易度は異なります。
一般的には最も審査難易度が高いのがやJCBカードなどの銀行系カード会社、次いで審査難易度が高いのがジャックスカードやオリコカードなどの信販系カード会社、続いてイオンカードやマルイカードなどの流通系カード会社、最後にアコムACマスターカードといった消費者金融系カードがあります。
審査難易度が低いカードほど審査には通りやすくなりますが、サービス面やステータス面では審査難易度が高いカードに劣ることがあります。
審査に自信がない方は、まずは審査難易度が低いクレジットカードを1枚作っておき、そのカードでクレヒスを磨いてから審査難易度が高いカードに徐々に挑戦していくというのも一つの手です。
どれほど属性が高い方でも、クレヒスがない状態でいきなり銀行系カードのゴールドカードに申し込むと審査に落ちる可能性が高いです。属性に自信があっても、まずは一般カードからクレヒスを作っていくことをおすすめします。
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